1949-08-25 第5回国会 衆議院 建設委員会 第24号
福井縣の九頭龍川は、昨年の震災以來、大きくクローズ・アツプされたのでありますが、現在復旧工事の約三〇%竣工し、計画洪水位上五〇センチまでの築堤は一應完成いたしました。今後は護岸拡幅、水制等に力を注ぐとともに、河状の変化により計画洪水量が毎秒五千立米まで増加する場合をも考慮して、堤防の増補工事を行いたいということであります。
福井縣の九頭龍川は、昨年の震災以來、大きくクローズ・アツプされたのでありますが、現在復旧工事の約三〇%竣工し、計画洪水位上五〇センチまでの築堤は一應完成いたしました。今後は護岸拡幅、水制等に力を注ぐとともに、河状の変化により計画洪水量が毎秒五千立米まで増加する場合をも考慮して、堤防の増補工事を行いたいということであります。
和歌山縣のみならず、中國、四國各方面に、南海震災以來地盤の自然沈下があるのであります。これに対しては八億三千万円かと記憶いたしておりますが、それだけの費用を出してこれに対する対策を講ずるということになりましたが、本年は御承知の通り、すでにそのうち三億円出してこれに対する対策を講じておるのであります。
南海の震災以來、再三災害を蒙むりました和歌山縣の災害復旧に対する助成及び鹿兒島縣下加治木町の災害復旧の助成等も前同樣にその急要を認めた次第でございます。